ペンタブレット
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ワコム wacom intuos3 PTZ-630
今更なintuos3 PTZ-630のレビューです。
またしてもヤフオクで汚れのためジャンク扱いのintuos3が安く売られていたので衝動買い。分解して丁寧に清掃したらキレイになりました。
カタログスペックを見ると筆圧や読み取り速度や制度は無印intuosやintuos2と同じですが、読取分解能のみが0.01mmから0.005mmと倍になっているintuos3。
どんな違いがあるのかと気になっていました。
実際に使ってみたところ、体感的に違いを感じるぐらい良くなっていました。
今までが太さの変わらないペンでざらざらした線を引くかんじだったのが、なめらかな筆ペンで線を引くような感じに進化しています。
前モデルになかった特徴2点目、サイドスイッチは自分は要らないと感じました。
確かにショートカット登録できるのは良いんのですが、結局これだけではスイッチ数が足りません。
また、板タブはハードに使用されるものなので、ごみの混入や磨耗によるスイッチの故障も怖いです。貧乏性な自分は、総合的に見て無いほうが良いと感じました。
ごみといえばこのモデル、デザインを優先したためかクリアなプラスチックに覆われているのですが、これが汚れが入りやすくてダメです。
私は中古購入だったので、迷い無く分解清掃しましたが、無印intuosやintuos2よりは開けやすくなっているものの、内部構造が複雑化しているので力任せに分解すると壊しそうで、万人にはお勧めできません。
外装デザインについて、悪いところばかり書いてしまいましたが、もちろん良い点もあります。
それはこれまで不満の高かったペン立てです。
ペンを横にも縦にも置けるデザインになったため、使いやすくなっています。PR -
ワコム Wacom DTI-520 液晶タブレット
ヤフオクめぐりをしてたらACなし動作不明で安く売られていたので購入。
同規格他社のACを購入して動かしたところ、問題なく動きました。
使った感じは以前にもレビューした DTF-720 の小さい版という感じ。
法人用液タブの中ではわりとデザインがキレイ。
現在使っているDTF-720は購入当時、家族に「一気に部屋が会社くさくなった」といわしめる存在感のあるデザインでしたが、これはで清潔感があっていい感じ。
夏に低温火傷しそうな17インチのDTF-720と違い、これは15インチなので発熱も控えめになっており、夏も何とか乗り切れそうです。
また同サイズ前型のDTF-510の欠点だった液晶の汚さも改善されています。
欠点は
①ガラスのせいでペンと画面が遠くて描きにくい
②15インチは狭い
こと。
画面サイズについては17より15の方がよいという方もいるみたいなので個人の好みが大きいかとは思いますが
私はA4サイズが何とか入る17インチが好ましい(というか18か19がいい)です。
そのため、他の方にお譲りすることにしました。 -
ワコム Wacom DTF-510 液晶タブレット
もう手放してしまいましたが、DTF-510を手に入れていたのでレビュー。
細かいスペックは以前まとめた この記事 でどうぞ。
法人用液タブは DTI-520、DTF-510、DTF-720の3つを試し済み。
どの機種も一長一短あるのですが、DTF-510はいちばん線が描きやすかったです。
DTF系列はデザイン優先なのか、表面がガラス処理されてます。
これが厄介で、モニタとペンの距離が5mmぐらいあり、描きにくいのです。
しかしDTI-510はそれがないのでかなり紙に近い感覚で描くことが出来ます。
じゃあ何故手放したかというと
①液晶が荒い
②個人的に15インチは狭すぎてきつい
からです。
特に液晶が荒いのが致命的でした。
これが作られた当時は普通の解像度だったのでしょうがHDが当たり前になった今では、1024×768は我慢できません。
どうせ液タブに綺麗な出力を求めるのは無理なのだから、もう一台モニターを置けばいいのかもしれませんが、私はプロではないし電気代も気になるし、机も狭いので、そんな気にはなれません。
そんな理由で、残念ながらこの機種はお役御免となりました。 -
ワコム Wacom DTF-720 液晶タブレット
結論から言うと、”中古品で1万円前後で購入できる”という前提で『既にintuos4や5の板タブを持っている人が絵の下書き用として購入する』もしくは『趣味で少し絵が描きたい』人なら、お勧めします。
【悪いところ】
・画面が半端無く熱くなる(夏だと手がかぶれる)
・液晶の上のガラスが分厚くポインタが合わせにくい(暫く使えば慣れる)
・入力レベルが512しかなく線の強弱を出すのが難しい
【良いところ】
・縦向きにするとA4サイズ等倍で絵が描ける
・板タブよりはポインタがあわせやすい
・他のモデルに比べて液晶密度が高い(17インチ解像度1280×1024)
・他社のアームやスタンドを使うことも出来る(VESA規格75mm)
私は板タブ intuos2 i620(1024レベル)から乗り換えましたが、使用当初は後悔の連続でした。
まず、夏場は画面が半端なく熱くなる。
液晶モニタというのは液晶に表示された映像をバックライト(蛍光灯)で照らすことで表示していますが、これが熱を放つため画面がものすごく熱くなります。
特にバックライトが配置されている上下部分の熱さはすさまじく(しかも手をちょうどそこに置く必要がある)、夏場に2時間以上使用していると、とても素手では手を載せていられなくなります。
使用者の多くは、卓上扇風機を設置したり手袋をされているようですが、私は手袋の感覚が嫌で、そのまま使用した結果、手がかぶれてしまいました。
次に、やっぱり512レベルは一筆で線の強弱を表現できず描きにくい。
たとえるなら普通のボールペンでペン入れをするような感じです。
皆が液タブに望むことは、おそらくペン入れ作業の効率化ですが、本機では何度も細い線を重ねて線の強弱を表現する必要があり、時間がかかります。
また、既にアナログや板タブの上位機種で自分の画法を編み出した人にとっては、0からやり直す必要が生じるため、時間の余裕がないプロ・セミプロの方には、お勧めできません。
よって、お金がある人や仕事に使う人、一台ですべての作業を完結させたい人は最上位機種を購入することを強くお勧めします。
ただ、線の強弱が出せないという点を除けば、板タブに比べて格段にポインタがあわせやすく(紙の感覚には遠く及ばないので注意が必要。あくまで板タブよりは格段に良いという程度)作業範囲が広いので、下書きやWEB用の落書きなど、使用範囲を限定して使うには便利です。
インターネット上では「液タブを使っても上手くならない」とか「法人用液タブは絵を描くのには耐えない」とかネガティブな意見をよく見ますが、液タブは実倍率で絵が描けるため、板タブと違って、アナログ感覚の訓練ができます。
また、いいなと思った絵や写真のトレース学習が気軽に出来るといった、液タブにしかない利点もあります。
私は安価な投資で、デジタルでA4サイズ等倍で下書きを描くことが出来る&気軽にデッサンの練習が出来るようになったという点に、非常に満足しています。
オークションなどで1万円前後という破格の値段で購入することができるので、お金の無い学生さんや週末に気楽にPCで落書きをしたい趣味用途の人には、液タブ入門機としてお勧めできる商品です。